「雨宿り最適化計画」を公開しました
こんにちは。那由多屋の加藤です。
個人的に開発しているサービス「雨宿り最適化計画」を公開しました。
これはなに?
今いる場所で「どれくらい雨が降っているか?」、今後の「どれくらい雨が降りそうか?」を表示するモバイルサイトです。
なにができるの?
現在の降雨状況と今後の降雨予測を、レーダー画像と1時間あたりの雨量で、最大50分先まで表示することができます。
なにが嬉しいの?
「傘を買ったら雨が止んだ!」的なできごとを避けられます。たぶん。だったらいいな。
どうして作ったの?
突然の豪雨で逃げ込んだバーにて、雨脚が弱まり始めた時に「あと一杯飲むかどうか?」を悩んだので作りました。
どうやって使うの?
- http://amayadori-opt.appspot.com/ に携帯電話からアクセスします。
- 「素早く調べる!」「正確な位置から調べる!」のいずれかにアクセスして、降雨状況を確認します。
- 雨が止みそうになければ、お酒をもう1杯注文します。
- 雨に濡れても気にならないくらいに酔っぱらったら、おうちに帰ります。
どんな携帯電話に対応しているの?
ドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話に対応しています。ただし、スマートフォンは除きます。
PCやスマートフォンからアクセスした場合は、トップページ下部にある表示例(政令指定都市)にアクセスして、雰囲気を感じて下さい。
仕組みは?
位置情報は、基地局を利用した簡易位置情報、または人工衛星を利用したGPSから取得しています。
降雨情報は、気象庁が公開している「レーダー・降水ナウキャスト」から情報を取得し、解析、加工して表示しています。
もう梅雨は明けたんだけど?
すみません。梅雨明けには間に合いませんでした。
技術的ポイント
- GAE(Google App Engine)上で動作しています。
- はじめてのPythonによるプログラミングです。
- ソースコードは http://github.com/nayutaya/amayadori/tree/master で公開しています。(ライセンスはGPLv3とします)
- GAE上で動作する、必要な機能を備えたPNG画像、GIF画像ライブラリが見つからなかったので、自作しました。
- 自作の画像ライブラリが遅く、雨量解析に時間が掛かるため、GAEのタスク機能を使って擬似マルチスレッド処理と投機的実行を行っています。
最後に
- このサービスは、予報を行うものではありません!
- このサービスにより得た情報の運用は、自己責任でお願いします!
- お酒の飲み過ぎに注意しましょう!